「時間がない」と言う子を行動させる方法
こんにちは、てるてるです。
今回は、「時間がない」と言い訳をしてしまう子に対する関わり方について書いてみました。
課題ができなかったとき、「時間がなくて…」と言い訳してしまうことは大人でもありますが…
子どもが行動を起こせるような声がけをしてみましょう。
<目次>
1.「時間がない」は言い訳?
(課題ができなかった生徒に対して)
先生「どうしてできなかったの?」
生徒「時間がなくてできませんでした」
生徒の放課後は部活動、帰りに塾に寄って帰宅は22時…
毎日とは限りませんが、確かに「時間がない」と言ってしまうくらい忙しいのは事実です。
しかし、
「ほとんど時間がなくて気持ちが乗らなかった」
ということが、そのほとんどの生徒にあてはまります。
そこで
先生「本当に?言い訳しているだけではない?」
と聞いても、もっとやる気をなくしてしまうかもしれません。
ただし、放っておいてはいつまでも時間を理由にやることができません。
2.必要な時間を尋ねる
では、どのような声のかけ方が良いのでしょうか?
私はこのような場面で
「そうなんだね。その課題はどのくらいの時間がかかるもの?」
と尋ねてみます。
できなかった生徒は、少し多めに時間を言ってきますが、
生徒「20分くらいです…」
と答えてくれればOKです。
20分という時間を意識すると、「20分くらいならできそうだよな…」と思える可能性があります。
つまり、「時間がない…」と言い訳する生徒は、「時間がどのくらいかかるか」をそもそも意識していないことがほとんどです。
そのようなやりとりをした生徒に後日尋ねてみると、今度は期限までに課題ができました!と報告してくれることが多いです。
それでもできない生徒は、「時間の作り方」について一緒に考えていくことになります。
3.時間の使い方が上手な人になる
「時間は誰にでも平等である」とよく耳にすると思います。
確かに1日24時間であることは間違いありません。
しかし、生徒がおかれている状況はそれぞれ確かに違います。
高校生であれば、3年間をどう使って、何を実現したいのか。
そのためにどれだけ時間を使うことができるのか。
それが、結果につながっていきます。
少なくとも「時間がない」という言い訳をしている生徒については、目の前の課題に対してどのくらいの時間が必要になるのかを意識させることで、行動を起こせるようにさせてあげたいものです。
少ない時間を上手に使えた人が夢を叶えているのです。
4.まとめ
「時間がない」と言い訳をしていた子が、ただ行動を起こせないでいるのであれば、「時間がどれだけ必要なのか」を意識させてあげましょう。
もしかすると、「それくらいならできる!」と思えるかもしれません。
本人に気付かせることで、時間の使い方が上手い子どもを育てていきましょう!