Googleフォームで課題のチェックを
こんにちは、てるてるです。
今回は、Googleフォームで課題のチェックをする方法について話していきます。
休業中の現在、生徒に出した課題を出しっぱなしにしていませんか?
「課題の取組状況」を把握し、サポートすることで双方向のやり取りをしていきましょう。
Google for Educationについては過去の記事を参考にしてください。
<目次>
1.チェック項目の例
今回は「数学」の問題集の課題を想定しています。
あくまで1つの例です。
到達度を4段階に分けたとします。
- 自力で解くことができた
- 解答を見たら理解できた
- 解答を見ても理解できなかった
- まだ解いていない
これらを問ごとに把握し、全体の傾向を知ることで生徒にのニーズに合ったフィードバックを行うことができます。
これらを簡単に把握できる方法について説明していきます。
2.Googleフォームの作成方法
Googleフォーム
次の画像の楕円で囲まれたところで「回答形式」を選択します。
今回のアンケートの場合、「選択式(グリッド)」が適しています。
参考<回答形式の一覧>
- 記述式:一文程度の短い文章を記載
- 段落式:段落をわけるような長い文章を記載
- ラジオボタン:複数の回答から1つの回答を選択
- チェックボックス:複数の回答から1つ以上の回答を選択
- プルダウン:プルダウン形式で回答を選択
- 均等目盛:1~5などの段階にわけて評価を確認
- 選択式(グリッド):行と列にわけて項目を作成 ←今回
- チェックボックス(グリッド):項目ごとの回答を1つ以上選択
実際のアンケート画面が次の画像です。
アンケート集計結果が次の画像のように自動で作成されます。
問2から難易度が上がっている様子が見えます。
この結果を参考にどのようにフィードバックできるかを考えることになります。
3.おすすめの理由
①生徒の不安を少しでも解消していきたい
生徒がつまづいた課題をできる限り把握し、ニーズに合ったフィードバックをしていくことで、不安な気持ちを解消してあげることができます。
特に休業中の現在、出しっぱなしの課題は生徒の不安を増幅させいる可能性があります。
予習をしたけど分からず、不安に感じている生徒は学ぶチャンスです。
このチャンスを生かすために双方向のやり取りを始めましょう。
②学校再開後にも活かされる
Googleフォームのメリットは、何より集計が自動であることです。
休業中に限らず、学校再開後も取り組んだ課題の振り返りとして活用できます。
生徒の理解度をその場で確認できるメリットは授業にぜひ活かすべきです。
生徒自身が振り返りのサイクルを生むことができれば、アンケートを持続することができます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、特に複雑な使い方ではなく基本の使い方です。
皆さんの活用方法もぜひ発信してください。
楽しみにしています。